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木の感覚

嶋ア 迅

Concept

現代人における室内生活では、素足で歩くと言った行為が、少なくなっている。
それによって、素材本来のぬくもりを感じることができなくなっている。
足の裏で感じる木の柔らかさ、少し乾いた木の香り。
木から自然の温かみを感じてほしい。


都会で忘れそうになる木の感覚を、
木に触れることで自分自身の生活の豊かさに変える。

Design

玄関に入ると、部屋の奥まで無垢材の床が伸びている。奥には、木が立ちあがるかのように、違い棚が立ちあがっている。
靴を脱ぎ、裸足のまま部屋へ向かう。
だんだんと香ってくる木の香りが、自分の部屋に帰ってきたことを実感させてくれる。

無垢材を使用する
パイン材は、素材としても柔らかく、踏んだ時の優しい感触がある。熱、湿気、音、光等の吸収にも効果がある。針葉樹系本来の香りも強い。複合フローリングではなく、単層 のものを使用する。
照明
部屋の両端にボックス型のくぼみをつくり、中に蛍光灯を仕込む。
違い棚
中央に柱があり、そこから左右に棚がつく。この区切り方がすでに空間の使い方をある程度限定しており、低い方の棚がある方にベットを置くことで、テーブルとしても活用できる。
平面図
天井からのイメージ。
室内イメージ
平面・立面図

Comment & Review

Designer's comment
ワンルームマンションにありがちな、冷たくさびしいイメージを、素材の変化で豊かにできないか、ということを中心に考えました。
また、小さく最小限の空間であるワンルームに、最小限のボリュームで最大限の変化をもたらすことで、生活の豊かさを生み出せないか、と考えました。

実家の自室の改装で、床材に無垢材を使用したことから、床材の変化が空間の豊かさにつながる感じたので、その考えを利用しました。

Good!!

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